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WACHAは「自分自身で抹茶を点てる人」を日本中に増やします、という夢を発表しました。
WACHAは茶道が日常の当たり前の楽しさになるよう、茶道文化の魅力を多角的な視点で広めるのがミッションです。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
- 日本の総合芸術である「茶道」を、日本人はどこまで知っているのか?
現在世界中で抹茶や茶道がブームになりつつあり、ともすると自分で抹茶を点てたり、茶道を楽しむ海外勢が一気に増えています。ところが海外からの観光客に日本文化について聞かれると、なかなか答えられない場面が増えていませんか?創業者の私自身、茶道を知るきっかけとなったのが陶芸家である祖父「花仙人」の楽茶碗でした。楽茶碗とは、千利休が土のぬくもりを感じてほしいと作り出した抹茶専用の茶碗です。最初こそは楽茶碗だけを理解しようとしましたが、楽茶碗について知るにつれて、茶道という文化があることによって光る存在であることを実感しました。茶道は生活文化の領域までをふくみながら、すべての芸術ジャンル(「陶芸」「園芸」「書」「建築」「音楽」「香り」など)を兼ね備えた日本の総合芸術です。
ところがどうでしょう。中国では工場などに商談に行くと中国茶道でおもてなしをしてもらえるように、日常生活に茶文化が浸透しています。一方で日本では、時代の変遷、食習慣の変化、異文化の来訪により嗜好性の選択肢が大幅に増えたことなどが要因として考えられますが、茶道は『非日常の一部』と思われているのではないでしょうか。
今こそ日本の伝統文化の集大成ともいうべき茶道や日本文化の魅力を、多くの日本の方々にも感じていただける入口になりたいと、考えています。そのためにも、ひとりでも多くの方に抹茶を自分でたたてみていただきたいのが、WACHAの夢です。